病院長 三浦 伸一郎
「福大病院とともに医師としての飛躍を。」
当院卒後臨床研修センターのホームページをご覧いただきありがとうございます。
当院は福岡県の福岡市南西部に1973年8月に開院して以来、「あたたかい医療」を基本理念に掲げ、地域医療の中核病院として社会に貢献してまいりました。2020年4月現在、病院本館と新館あわせて病床数915床を有し、23診療科と15診療部、17診療支援部門による職員約2000名のチーム医療に基づいた機能的な診療を展開しています。
2005年3月に地下鉄七隈線が開通し、福岡市中心部からのアクセスが容易となり、2011年1月には地下鉄七隈線福大前駅と直結した病院新館が竣工いたしました。現在は2024年5月の病院新本館開院に向けて準備を進めています。
また、移植医療やロボットを駆使した最新医療をより進め、がん、脳卒中、心筋梗塞・心疾患、精神疾患の分野や災害、周産期、救急等の事業を強化できる体制も整備しているところです。このように当院を取り巻く環境は日々充実と進化を遂げており、安全・安心な医療の提供と魅力的な職場環境の構築に向けて邁進しています。
当院では平成16年の新医師臨床研修制度の施行にあわせて臨床研修プログラムを展開してまいりました。私を含め臨床研修のプログラム責任者資格を有した高い専門性を持った教授陣が監修のプログラムは、プライマリケアの修得にしっかり励みながら自己のニーズに応じた幅広い研修を可能とする卓越したプログラムとなっています。研修全体のマネジメントは卒後臨床研修センターの専門スタッフが献身的に担い、実際の研修現場では臨床研修医1名につき臨床研修指導医を1名配置し、上級医や医師以外のメディカルスタッフとともにチームでみなさんの研修を手厚く支える環境を整えています。
当院で地域医療に貢献しながら、人材やもの、環境を最大限に活用し、多くの人と出会い、学びや経験を積み、みなさんが大きく胸を張って「医師」として社会へ羽ばたいていただけるよう教育病院としての使命を果たしていきます。